こんにちは!添乗員の福田です!

5月9日~11日 3日間 「田中一村の絵画と奄美大島の自然」ツアーに添乗員として行ってきました!

このコロナ禍、行く予定だった観光地が突然休館になったり、閉鎖したり。

その為、出発前日に急遽見学先を変更するというハプニングもありながら、出発当日を迎えました。

 

5月だから、梅雨の時期じゃない?雨は大丈夫なのかな。と心配していましたが、奄美空港に到着してすぐ、む~んと蒸し暑く生暖かい風。外に出るとなんと快晴!!

今回、3日間すべて日中は運よく晴れ☀

地元の方からも、「こんな運のいいことないよ」と沢山声をかけていただきました。

 

☆1日目の日程はこちら☆

奄美空港⇒奄美パーク・奄美の里・田中一村美術館⇒あやまる岬⇒笠利崎海岸⇒ホテル

 

初日はツアーの題目にも付けられている「田中一村」の美術館で作品を鑑賞しました。

奄美パークの中に、田中一村美術館と奄美の里(奄美の伝統文化が展示)があります。

 

さて、先ほどから出ている「田中一村」とはどんな人物なのでしょうか。

田中一村は、栃木県出身で奄美大島の自然に魅了され、50歳で奄美大島に移住をし、生涯孤独で画業のみを追究してきた、知る人ぞ知る日本画家。奄美大島伝統の大島紬の染色工の仕事で生計を立てながら、稼いだお金は全て絵を描くために使っていたそう。色鮮やかで遠近感があり、細かいところまで描かれているのが田中一村の作品の特徴です。

※美術館内は写真撮影禁止の為、館内の写真をお見せします。

奄美の里の展示はリアルで面白かったです。

 

そして、あやまる岬笠利崎海岸も見てきました。

「あやまる岬」と聞いて、謝るの??と想像をしてしまいますが、こんもりとした地形から「由来は綾(アヤ)に織られた手毬(マリ)」に似ていることから付けられた名前だそう。

 

 

☆2日目の日程はこちら☆

ホテル⇒西郷南洲流謫跡(外から)⇒ソテツ・芭蕉群生地⇒大島紬村⇒浜千鳥館黒糖焼酎工場見学⇒モダマ群生地⇒マングローブ原生林⇒田中一村終焉の家⇒ホテル

 

☆大島紬村 製造見学

奄美大島といえば世界三大織物の1つ「大島紬」

デザインは資格や丸などシンプルな模様から花柄まで様々で、色は全体的にシック。

手で紡いだ絹糸を泥染めしたものをまた手織りしていく過程から、完成まで時間がかかる為、目が飛び出るほど値段が高い!

☆黒糖焼酎工場見学

ここでは黒糖焼酎を製造する様子が見ることができます。一番楽しかったのは黒糖焼酎の試飲!!

テーブルには全種類の黒糖焼酎が並べられ、気が済むまで試飲ができます。

ちなみに、私のお気に入りは、若者に大人気☆甘めの味が特徴の「じょうご」です♪

☆モダマ群生地

「モダマ」とは、アフリカからアジアまでの熱帯と亜熱帯のマングローブ林や海岸近くの常緑樹林み生っているつる性のマメ科常林植物です。サヤの平均は1m、幅10cm程。

ジャックの豆の木のモデルになったと言われています。

 

☆田中一村 終焉の家

一村が亡くなるまで住んでいた住居で、物置小屋として使われていた木でできた小さな小屋。

一村は稼いだお金をすべて絵を描く材料に使っていたらしく、高級な魚等も食べる為ではなく、スケッチの為に買っていたらしいです。近所の人はその姿を見て、「贅沢な暮らしをしているのね」と皮肉な目で見ていたらしいのですが、この一村の家を見たら、贅沢な生活とはかけ離れ、息も詰まるような質素な生活をしていたことがわかります。

 

☆3日目の日程はこちら☆

午前中自由時間(OPで奄美伝統工芸体験)⇒奄美空港

ホテルからタクシーで15分行ったところに「ケンムン村」という施設があり、そこで様々な体験ができます。

塩づくり体験に参加をされたお客様もいらっしゃいました。

体験をし終わってから、ケンムン村をぐるっと周ったが、とても面白かったとのことでした!

 

私はホテルの周辺をお散歩しました。

15分ほど歩いた所に小さな漁港が。観光バスが1台止まっていましたが、観光客は見えず。

あれは何だったのだろうか・・・。

漁港まで歩いていると素敵なビーチがありました。

 

☆ホテル紹介☆

今回は「ホテル カレッタ」に宿泊をしました。ご飯もおいしく、目の前が海です。

朝食が人気で、焼き立てのパンがあります。とても美味しかったです。

 

 

いかがでしたでしょうか。

奄美大島のガイドさんも運転手さんもとても親切で面白く、この3日間とても充実しました。

このコロナ禍でなかなか外に出られず、ストレスが溜まっている方も多いかと思います。

私はこの奄美大島で綺麗な海を見ていたら、心も体もリフレッシュできました。

ぜひ一度、お出かけになってみてはいかがでしょうか。