◆お誘い◆
2011年6月、小笠原諸島は人類共通のかけがえのない財産として、将来の世代に引き継いでいくため、世界自然遺産に登録されました。 小笠原諸島は東京から南に約1,000km、父島列島、母島列島など大小30あまりの島々からなる海洋島です。大陸と一度も陸続きになったことがないため、海を越えて辿り着いた生きものは、競争相手が少ない中で島の様々な場所に分布を拡大しました。
また太平洋戦争を境に、豊かで平和な島は大きく変わります。1944年には、軍属等825人を除く島民6,886人は本土へ強制疎開を命じられ、軍事一色に染まって行きました。戦後は米軍の占領下におかれ、1968年、小笠原諸島は日本に返還され、父島と母島の島民の島が許されました。小笠原村は戦後50年を迎える平成7年に平和都市宣言を行ないました。
「東洋のガラパゴス」の森を歩き、今に残る戦跡を訪ね、ホエールウォッチングをお楽しみ下さい。
◆日 程◆
①4/15(水)
(竹芝客船ターミナル集合は09:30~10:30)
11:40 東京よりおがさわら丸小笠原へ向け出港。
食事(昼・夜・朝)各自、船内でおすませください。
②4/16(木)
13:20 小笠原・二見港到着(途中、久里浜寄港)
宿に荷物預けて昼食
※地元の郷土料理や名物料理を提供する内容ではございません。
(お弁当対応の可能性もあります)
集落ガイドウォーク 【島の概要と歴史のお話】 【所要時間 約3時間】
※地元ネイチャーガイドが父島の中心地「大村」を歩いてご案内。
外国人の入植から始まった島の歴史や絶海の孤島に暮らす特殊な島事情など、
まずは小笠原の基本的な情報をお伝えしてまいります。
終了後、帰宿。夕食。
③4/17(金)
かつての軍事要塞、今は世界自然遺産の島=小笠原諸島・父島を歩く【所要約6時間】
※2日間、その森を地元ネイチャーガイドがじっくりご案内。
※天然記念物「オガサワラオオコウモリ」や「オカヤドカリ」、
光るキノコ 「グリーンペペ」などを観察する予定です。
天気が良ければ美しい星空も期待できます。
※小笠原は平成2010年と11年の2年連続で環境省実施の「全国星空継続観察」
一般参加団体写真撮影結果で「日本で一番暗い夜空=星空ナンバー1」になりました。
夕食後、夜の自然と星空観察【ナイトツアー】 【所要時間 1.5~2時間】
⑤4/19(日)
ボニンブルーと呼ばれる海へ【パノラマボートツアー】 【所要時間 約3時間】
※ボニンブルーと呼ばれる小笠原特有の青に包まれる時間。 美しい色彩と
雄々しい景観をお楽しみください。
※シーズン終盤ですが、ホエールウォッチングが期待できます。
その他イルカやウミガメ等の海洋動物に出会える可能性があるダイナミックなツアーです。
※お客様の運動能力に問題がなく、且つ気象、海況の条件が整う場合に限り上陸人数を
制限しながら自然環境の保護と回復を進めている新東京100景の無人島「南島(みなみじま)」
へも上陸を予定。南島以外へは上陸致しません
終了後、各自、自由昼食。
後、お土産のお買物などでお楽しみください。
14:00 父島船客待合所にて乗船手続き
15:40 父島より“おがさわら丸”で東京へ向け出港
小笠原名物!地元ボートのお見送り ※お見送りは有志の自発的なものです)。
⑥4/20(月)
16:20 竹芝客船ターミナル到着(途中、久里浜寄港)
到着後、解散。
■気象・海況・路面状況等により日程が変更又は中止となる場合がございます。
■野生動物や自然現象はご覧いただけない場合もございます。
■現地アクティビティは混乗になる予定です。
(注1)
南島へ上陸できる環境でも下記に該当する場合、船長判断でお断りすることがございます。
■上陸制限人数(1日100名)に達した場合。
■上陸場所の足場が悪く、且つ岩肌を登るため、この行為が困難だと船長が判断した場合。
■その他、船長が上陸困難だと判断した場合。
(注2)
気象、海況が悪く海に出られない場合は自由行動となります。又海に出た場合でも
気象、海況により内容が変更となります。
※小型ボートで外洋にでるツアーなので、気象海況により船体動揺にかなりの差が出ます。
湖や内湾を走るボートツアーと違い大自然相手のアクティブなツアーですので船長判断で
乗船をお断りさせていただく場合もございます。予めご了承願います。
※泳ぐツアーではございません。
2名様以上で、お好きなご出発日に合わせて、”小笠原諸島の旅”の手配を承ります。
どうぞお気軽にご相談下さい。
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